オーガニックコスメの選び方
以前受講した「知っておきたい!本物のオーガニックコスメの選び方」の講義の内容です!
ぜひぜひ知っておいて欲しい!!
“自然派化粧品”と“無添加化粧品”とは
●自然派化粧品
日本国内においては規定がなく、メーカーの自称である!!
ほとんどが科学的な成分であっても、植物性の成分が少しでも配合されていれば“自然派コスメ”“ナチュラルコスメ”なんて呼ばれてしまう。
ヨーロッパも同様で“ナチュラル”“低刺激”“ベビー用”という言葉だけでは、意味を持たない。
●無添加化粧品
日本国内においては規定がなく、メーカーの自称である!!
2001年3月まで旧厚生省により表示が義務付けられていた103種類の“表示指定成分(石油合成成分(有害化学物質)で皮膚障害を起こす可能性のある成分の中で過去にアレルギーや接触刺激、皮膚毒素、発がん性等の症例が報告されたもの)が含まれていなければ”無添加“とされるケースが多い。
化粧品に配合されることが許可されている成分は7,000種類以上!
そのうち4,000種類以上は安全性のテストがされていない!!
最近の研究や調査などで、その中のいくつかの成分に発がん性や環境ホルモンの疑いが見つかり、問題になっている。このような成分でも、成分名さえ表示すればメーカーが自由に配合し、「表示指定成分」が含まれていなければ“無添加化粧品”として販売できてしまうのが現状。
表示指定成分の中で、浸透率が高く唯一帯盤を通ると言われているのが合成界面活性剤!!体内で完全に分解されず、染色体異常の原因であるとも言われている。また肝臓に溜まり、ガンの原因であるとも言われている。
“オーガニックコスメ”とは
1、 オーガニック認定を受けている
2、 有機原料を使用している
3、 有機原料を使用した手作りコスメ
オーガニック認定について
●エコサート
フランスに拠点を置く、オーガニック認定団体。
完全に独立した公平な立場であり、認定を行っている国は
50カ国以上、35,000件に上り、オーガニック認定の世界基準とも言われている。
-認定基準-
・成分(水を含む)の95%が自然由来であること
・最低でも10%の成分がオーガニックであること
・科学香料の使用不可
・環境汚染の可能性のある成分を使用しないこと
・動物から採取した原料の使用や、動物実験を行わないこと
・パッケージにはリサイクル可能なものを使用すること
・トレサビリティ、品質、保管、廃棄物管理および処理について基準をみたしていること
・認定を継続するためには、1年に1度の査察を実施
自然由来の95%中、最低でも10%がオーガニック成分。
残りの5%の成分は??と気になるとこですよね!!
●コスメビオ
エコサートが管理するコスメティック分野での
有機認証。現在ではヨーロッパ全土で140社以上、
製品数4,000アイテム以上に広がり、多くの消費者
と企業が賛同している。厳しい認定基準をクリアした
信頼できる品質であることを保証している。
-認定基準-
・100%天然由来(植物成分・水・ミネラル)から構成されている
・植物原料の95%以上は天然またはおーが肉由来である
・最終製品の10%以上が、オーガニック原料である
・動物や石油由来の原料を使用禁止
・合成物質を含まない
・動物テストを行っていない
・遺伝子組み換え成分を含まない
・防腐剤を使用しない
・直食料を使用しない
●デメタ―
ドイツのオーガニック製品を推奨・認定する団体。
哲学者のルドルフ・シュタイナーが1920年代に提唱した
“バイオダイナミック農法”を推奨し、“バイオダイナミ
ック農法の指導と認証活動を行う組織“でもある。
-認定基準-
・バイオ大波区農法によるデメタ―認証原料を90%以上含み、残りの10%に関しても規定されたオーガニック栽培の原材料または野生の原料で交際されていること
・水を多く含む化粧品はデメタ―認定の原材料を66~90%含まなくてはならず、製品には
そのように表記すること
・乳化剤は自然の物でなくてはならず、化学合成の原料(香料、着色料、保存料、界面活性剤)は使用してはいけない
・遺伝子組み換えが行われた植物やナノテクノロジーは一切使用しない
バイオダイナミック農法
ルドルフ・シュタイナーが提唱した、自然のリズムとの調和を重んじて健康な土壌作りと植物の組成力増進の達成を図る維持可能な農業のこと。
太陽、月、惑星と、地球の位置関係が土壌や生命体の成分および気象等に与える影響を重視しており、種まき、苗植え、耕うん、調合剤の準備や施肥、収穫などの時期を、天体の動きにあわせて選択する。
また、土壌バランスや植物を健康に保ちつつ効果的な収穫をあげるためのものとして、人為的な科学物質は一切使用しない代わりに、天然のハーブや好物、家畜を利用して作った各種調合剤を施す。
摘み取りも人の手で行う。
●BDIH
「ドイツ化粧品医学品商工業企業連盟」の略。
ドイツにおける化粧品・健康食品についての厳しい
ガイドラインを定めている。
-認定基準-
・入手が可能な限り、有機栽培または野生群生の植物から衆主ツした原料を使用する
・野生群生の植物を採取する場合は、生態系の影響を与えないようにすること
・人間に毒性が無いかの確認を厳重に行うこと
・製造において動物実験は行わないこと
・乳化剤や界面活性剤は植物脂肪、ワックス、ラノリン、プロティンなどの植物由来の原料に物理的加工を加えた方法で採取すること
・合成色素や合成香料、シリコン、パラフィン、その他石油製品、エトキシ化物質は使用しないこと
・天然の防腐効果のある原料を用い、製品の腐敗を防ぐこと
・第三世界とはフェアトレードすること
・放射線などによる防腐加工は行わないこと
・正しい表示と情報公開に徹すること
・原料が微生物分解可能なこと
・リサイクル可能で環境にやさしい容器を使用すること
・ナチュラルコスメティックメーカーとして環境保護のための取り組みを実施すること
フェアトレード
直訳すると“公正な取引”という意味で、“人と地球にやさしい貿易のしくみ”のこと。
アジアやアフリカ、中何名などの女性や小規模農家をはじめとする、社会的・経済的に立場の弱い人々に仕事の機会を作りだし、公正な対価を支払う事で彼らが自らの力で暮らしを向上させ、自立できるよう支援をするしくみ。
自分のクラス村で仕事の機会があれば、日飛田と出稼ぎのために村を離れ都会のスラムで暮らしたり、食べるに事欠くような低賃金や劣悪な労働環境に苦しむこともなくなる。
また、生産地で豊富に採れる原料や、現地の伝統的な手工芸の技術を活かした、環境を害さない持続的な生産を支援しており、植物に関しては、農薬や化学肥料に頼らない自然農法を基本としている。
●USDA
“米国農務省(United States Department of Agriculture)
による認定を受けた認定機関のみがUSDA Organicマーク
を付けることができる。
-認定基準-
・3年以上農薬・化学肥料を使っていない高地で栽培された、オーガニック原料を使っていること
・「100%Organic」
100%有機栽培で育てられた素材を使った食品
・「Organic」
95%以上有機栽培で育てられた素材を使った食品
・原材料および県救出、向上に対する厳しい基準にも合格しなければならない
・「Made with Organic ingredients」
70%以上有機栽培で育てられた素材を使った製品
3種類以内であれば、容器包装にオーガニック原料名を記載してもよい。
●ACO
ACO(Australian Certified Organic)はオーストラリア
で最大のオーガニック認定機関で、AQIS(オーストラリア検疫機関)、IFOAM(国際基準)、有機JAS、
NOP(米国有機基準)、COR(カナダ有機基準)で
登録されており、
世界でも信頼性の高いオーガニック認定である。
-認定基準-
・95%以上が認定されたオーガニック原料であること
・残り5%についても基準に準拠した天然由来成分であること
・100%自然由来成分であること
・一切の合成化学物質(合成着色料、合成香料、が各品由来防腐剤)、合成肥料、遺伝子
組み換え作物を使用していないこと
・機銃ンに準じた加工方法であること。例えばフローラルウォーター(化粧水)は蒸留に
より製造されていないものは禁止されている
●NaTrue
2008年にヨーロッパの化粧品メーカーが中心になって、
発足させたオーガニックコスメ認証団体。
立ち上げに参画した化粧品メーカーは、Dr.ハウシュカや
LOGONA、WELEDAやPrimavera、lavera(ラヴェーラ)
などの名だたるナチュラルコスメ・ブランドです。
「基準を一般公開する」「認証制度をビジネスにしない」
認定基準や認定プロセスをHP上ですべて公開している点、
オーガニック成分の含有率を星の数で表示して、
分かりやすくしている点など、他の団体には見られない特徴がある。
★1:オーガニック栽培70%未満→自然化粧品として認証
★★2つ:オーガニック栽培70%以上95%未満→オーガニック原料を含む自然化粧品として認証、
★★★3つ:オーガニック栽培95%以上→オーガニック化粧品であると明確に認定
-認定基準-
・合成香料および合成色素は配合しない
・石油系原料(パラフィン、PEG、プロピル系、アルキル系、その他の石油誘導体等)は含まない
・シリコンオイルやその誘導体は含まない
・遺伝子組み換え植物あるいは有機体からの原料は含まない(EUの有機農法規格による)
・製品や植物性成分には放射線処理が施されていない
・動物実験は行わない
・ナチュラルおよびオーガニックな成分が配合されている
・許可されている製造段階での制限が守られている
・環境にやさしい製造方法がとられている
これらの認定マークを理解しておくと、オーガニックコスメを選ぶ基準にできるのではないでしょうか?
ここで少し私のお勧め商品をご紹介します♪
クレンジング
MARTINAのローズクレンジングミルク
デメタ―認定を受けています☆
洗い上がりもしっとりと潤いを残したまま!!
優しいローズの香りもお気に入りです!
化粧下地&パウダー
LOGONAのカラーデイクリーム
保湿力のあるカラー付きのデイクリーム。
薄着きですが、カバー力もあります!!
デイクリームはBDIH認定を受けています。
LOGONAのルースパウダー
ふんわり柔らかな仕上がりが、とっても気に入って
います!
ベースメイクは、この2つでOK!!
そして、このカラーデイクリーム&ルースパウダーはNaTrue認定を受けています!
チーク&アイシャドウ
alima PURE のルミナスシマーブラッシュと
ルミナスシマーアイシャドウ
とても軽い着け心地ですが、発色はとても綺麗
です!!
どちらもBDIH認定を受けています☆
ちなみに、化粧水と美容クリームはPrimaveraの精油等を使用して、自分で作っています!
このPrimaveraの製品もdemeter認定やNaTrue認定を受けています。