ベビーベットorお布団
最近はベビーベットが主流のようですが、モンテッソーリ教育学的にはお布団がお勧め!!
なぜなら、ベビーベットの柵が赤ちゃんの視界を妨げるからです。
大人は視界に阻害物があっても、経験から、その阻害物の後ろにどんな風景があるかを理解し、補って観ることが可能です。
一方赤ちゃんには経験がなく、阻害物は阻害物として視界に入り、視界が妨げられてしまうのです。
赤ちゃんは自分の体を上手く動かせない時期でも、目は自由に動かすことができます。
覚醒している時(1日の中で覚醒時間は思っている以上に長い!)は、周囲の環境をジっと観察しています。
柵があると、この観察が上手くできません。
また、ベビーベットの高さも問題です!赤ちゃんの成長は早く、イツ自分で動き出すか分かりません。
「動きたい!」
と思った時、ベビーベットから自分の力で降りることは不可能です。
寝返りの練習も、狭いベビーベットの中では、なかなかできません。
「動きたい!」
と思った時に、自分の思うように動ける状態を作っておいてあげると、
「私はできる!!」
と思うことができ、赤ちゃんの自尊心の獲得の助けとなります。
視界を妨げ、そして動きも制限されるベビーベット、赤ちゃんにとっては見た目通り、まさに“檻”となるのです。
赤ちゃんの寝る為の場所については、トッポンチーノも関係していますので、そちらも読んでみて下さい。