揺れる台と輪
モンテッソーリ教育の教材の中に「揺れる台と輪」という物があります。
揺れる台に棒(直径1.4㎝位が望ましい)が固定されており、中心に穴が開いた、異なる色の輪が3~5個付いている物。
輪の数は発達に合わせて増やしていってあげて下さい。
これは8~9カ月頃のベビー用です。
遊び方は、”手で輪を持ち、棒に入れる”というシンプルな物。
この教材の目的は、目と手の協応の援助や、視覚の識別の援助です。
目と手の協応
実は、意図的に掴むことより、意図的に手を放すことの方が非常に難しく、できるようになるのは18カ月頃だと言われています。
台が揺れることで、棒が倒れることを防止してくれます。
その為、手から輪を放すタイミングのつかめていないベビーでも、棒に輪を入れることができます。
台の揺れが成功へ導き、挑戦心を高めてくれます。また自信の獲得へも繋がります。
視覚の識別
この玩具は、
・輪の大きさ
・棒の太さ(下へ行くほど太い)
が異なるので、誤りに気付きやすく、自分で誤りの訂正をすることができます。
また、月齢が進むと輪を正しい順番で入れることができるようになり、大きさの違いをベビーが認識していることを、観察していて理解することができます。
息子のまーやも、もうすぐ8カ月!
さっそく「揺れる台と輪」を探し、購入しました。
「Fisher-Priceのゆらりんタワー」(上の写真)
一番小さい輪の上半分が透明になっており、中にプラスチックのビーズが3つ入っています。これはマイナスポイント。
使用している塗料は、一応”安全”だと言われました。
価格から考えて、壊れた時に角が丸くなる加工をしている物ではないと思いますので、乱暴な扱いをしないように、また定期的なチェックが必要だと思います。
ただプラスチック製ですので、手入れは非常に簡単です☆
まーやも気に入っていれたようで、棒から輪を抜いては口にいれたり、両手に1つずつ持って打ち合わせたりしています。
棒に入れる様子を見せても、今は興味を示しませんでした。
抜く方が楽しいようです!
しかし、そのうち入れる方にも興味を示すようになると思います♪
その時が楽しみです☆
選ぶ時のポイント
・丈夫な素材
・安全な塗料
・大きさ:台~棒の先までが15~20㎝位が良いと思います。小さ過ぎても、大き過ぎても、輪を棒に入れにくいので。
・シンプルな物:模様やキャラクターなどが入っていない物。