動物のフィギュア(名称提供)

schleichの動物フィギュア

ドイツのシュライヒ社は1935年、フリードリヒ・シュライヒによ り設立され、1950年代にフィギュアの生産が始まりました。
シュライヒ社は、子どもたちがフィギュアで遊ぶことで自然を学ぶことができるよう、動物たちをできる限り自然の姿そのままに作っています。
どのフィギュアも1つ1つ丁寧に手で彩色され、その塗料は ヨーロッパ安全基準(CE)に適合する安全で無害なものを使用しています!!
まだ口に入れてしまう月齢の子にも、安心して渡してあげられます★
フィギュアの種類も豊富で
・野生の動物
・農場の動物
・森の動物
・海の動物
・ペット
・恐竜
・先史時代の動物
があります!!

 

 

 -名称レッスンー
名称提供をする際、可能なら本物を使用した方が良いのですが、動物となるとそうはいきません。
そういう場合は、こういった精巧なフィギュアを使用すると良いと思います♪


年齢
12カ月~

 

位置
・対面
・提示する人物の利き手と逆の方へ子どもを座らせる

 

提示方法
①動物のフィギュアが乗ったトレイをテーブルへ運ぶ
  初めて行う時は、トレイの持ち方や運び方を見せてあげる
②トレイを大人の近くに置く
③”きりん”を取り出し、テーブルに置き
 「きりん」
 と名称のみ与える。
注意点)
 ・名称のみ与える!「きりんです」とは言わない。
 ・はっきり明確に発音する
 ・最低3回は繰り返す。「きりん」「きりん」「きりん」
④ライオン、ぞうも同様に行う。
 テーブルの上での並べ方は、1番最後に名称提供する物が、子どもの前に来るように、大人側から並べていく。
⑤1つずつ指さし
 「きりん」 「ライオン」 「ぞう」
 と名称を言う。
⑥「ぞうを下さい」
 「ライオンを指さして下さい」
 「きりんを、ここに置いて下さい。」
 等の指示を与える。
 注意点)
 ・⑤で一番最後に名称を与えた物からする!
  一番記憶が新しく、成功する可能性が高いので!
 ・子どもが指示した動物とは異なる物を手にした場合(例:ライオンと指示したが、ぞうを手にした場合)
  「”ぞう”を取ってくれたのね!」
  と、名称を伝え。また
  「ライオンを下さい」
  と伝える。  
⑦大人がフィギュアを1つ手に取り、観察し、テーブルに置く。
⑧子どもに
 「触って下さい」
 と、触る機会を与える。
 触ることで、動物の大きさや重さ(例:ウサギとぞうの重さの違いを感じる)、特徴を感じることができる。
⑨興味を示している間は続ける。
⑩子どもの集中が途切れたら、フィギュアをトレイに戻す。
⑪片づける。

 

目的
・実物と名称を近付ける
・子どもの語彙を豊かにする
・性格な言語を与える

 

メモ
・子どもが集中している限り「ぞうを指さして下さい」等の指示を、繰り返し行う。
・使用するフィギュアの数は、月齢に応じて増やしていく。最初は3個位で行うのが良いと思います!
・フィギュアは、1週間ごと位に入れ替える。入れ替える際、全てを換えるのではなく、1つ(出しているフィギュアの数により2~3個)だけ換えるようにする。